2008.6.22(日) 
 山之辺の道(北・南コース)W
浪速本例会:27km// 参加者:22名
集合場所まで= 生駒駅
快速急行
近鉄奈良
8:36 8:53
コース 近鉄奈良駅〜白川ダム〜石上神宮〜トレイル青垣〜大神神社〜近鉄桜井駅
梅雨真っ只中、数日前から照る照る坊主をつくり好天を祈っていたが、・・・。
九州鹿児島・熊本では大変な水害に見舞われている。
朝起きると雨は止んでいるのでまあ、行ってみるかと家を出かけた。
ところが・・・すぐに降ってくる。
9:00 近鉄奈良駅で22名が集合し、歩き始めると傘なしでは無理なようなので“カッパ”を羽織る。
興福寺境内を通り抜け春日大社の鹿を見ながら進む。

興福寺五重塔

カッパ(ペラペラの風通しの良いヤツ)を羽織っているとさすがに暑い。蒸れる。
首に巻いている汗拭きのタオルもビショビショ、絞ればダダダーと水が滴り落ちる。

途中、カッパはやめて折りたたみ傘に変える。
ズボンは家を出るときから雨用のズボンだから下は安心。
10:05 八坂神社。

まだアサなのにヒル騒ぎ。休憩中に誰かが足元をヒルに吸い付かれたらしい。
ヒルはどこからでも入り込んでくるとか・・・。
10:39 崇道天皇陵。

崇道天皇は、早良親王に与えられた「追号」である。早良親王は、父、光仁天皇(四十九代)と母、高野新笠との間に生まれ、兄は桓武天皇(五十代)である。はじめ出家したが、父、光仁天皇が即位すると親王となり天応元年(781)、兄、桓武天皇の即位と同時に皇太子となった。

少しの間、雨がやんでくれたがまた降り出した。
11:45

12:15
白川ダムの休憩東屋で全員詰め合っての昼食。

白川ダム

食後、藤原氏が足元を見ると靴下のうえにヒルが這っている。
右の指で抓んでポイとしようとするがヒルは離れない、左の指で抓めどこれも離れない。何度か繰り返してようやく離れてくれた。

他の人は靴下が薄いからか血を吸われてしまって靴下がまっかっか。
13:05 石上神宮。

石上神宮の神鶏

「石上神宮」は日本最古の神社といわれ、ここに神武天皇が東征のときの神剣が祭られている。
当時この神社は物部氏の武器庫だったとも見られている。

「いそのかみ 布留の神杉 神さびし 恋をも吾は更にするかも」  万葉集 柿本人麻呂

「石上神宮のある布留、そこの神杉のように神さび、年老いての恋。そんな恋を今さらしている。まだ更にするかもよ」

柿本人麻呂ほどの人物もやはり人間、年取っても恋をしてるんだなあ。
歌の中の「布留」はいまだに天理市布留という地名が残っている。

ここでアンカーを小林氏に託して会長が帰る。
お子さんの手術が2時からだとかで。

13:45 ハイカーを目当てにした休憩所「せんぎりや」。
無人の店にアイスクリームやソフトクリームを売っている。
みんなそれぞれお金を放り込んでおいしく食べる。

せんぎりやの戸口に
14:20 トレイル青垣。
無料休憩所、冷たい水やお茶をサービスしてくれている。
あとで聞いた話ではこの辺で伊沢氏がリタイアしたらしい。
15:20 桧原神社。大神神社の摂社とある。

桧原神社
15:35

16:05
大神神社。

ここでは5月下旬から6月中旬にかけてササユリのお祭りらしい。
今日はもう花が終わっていた。

大神神社のササユリ

小前さんの帽子にとまったチョウ

本殿そばで休憩しているとアンカーがやってきた。

彼、「後ろのNさんの姿が見えない」と。
アンカーの後ろにメンバーがいる???
杉浦さんがバックして探しに行く。見つからない。

不安を抱えてゴールを目指す。
16:35 ゴールの近鉄桜井駅到着。
ここに既にNさんはいた。ホット安心。

今日は雨のため楽しみにしていた反省会はなし。
18:00 自宅帰着。
本日のドアToドアの総歩行数:約 47,129歩。