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  高 見 山 1249m

高見山(たかみやま)は、三重県松阪市(旧飯南郡飯高町)と奈良県吉野郡東吉野村の境界にあり、標高は1249m。関西では冬に霧氷や樹氷を見ることができる登山先として有名。

神武天皇東征の際、櫛田川から大和へと入ったとする説があり、山頂にはここに上って四方を見たと謂われる「国見岩」や、道案内を勤めた八咫烏を祀る高角神社がある。「我妹子を いざ見の山も高みかも 大和の見えぬ 国遠みかも」と万葉集に歌われた、「いざ見の山」がこの高見山ではないかと言われている。

相撲の元関脇、高見山関の名はこの山の名前から由来している。

2008.2.4、中村氏のお誘いで表題の「高見山」に9名で登った。
メンバーは中村・大藤・小西・桧田・小山・橋本・鎌田・穴田・清水。
5:30 起床。
8:53 大和八木駅発。この電車の中でメンバー全員が顔を合わす。一昨年の2月、観音峰以来だ。
9:20 榛原駅を定期バスがスタート。乗客は我々9名とあと一人の登山客のみの貸切。
バスが終点の登山口近くになるともう、スパッツの着装。

オイラの後ろの席では穴田氏がゲロゲロしている。体調が悪いようだ。
10:30 バスを降りて、自己紹介をし合って登山開始。今日はかなり暖かいようだ。


10:45 雪のない道を10分ほども歩くともう体は汗ばんでくる。汗をかいて後で冷えると体によくないとみんな一枚脱ぐ。


11:25 「雲母曲」(キララヒジ)。このあたりから雪が多くなってきた。
アイゼンを着装する。オイラは8本爪、小西氏が6本爪、ほかは4本爪。やはり爪は多いほど安心だ。


11:55 「小峠」。
バスの中で体調を壊していた穴田氏、歩きながらもゲロゲロしていた。ついに断念したようでここでリタイア。
小山氏が付き添って下山した。

小峠から登り道は勾配が急になる。苦しい。が、すばらしい樹氷にみな見とれる。
「すごい」「すばらしい」の感嘆詞が途絶えない。
13:00 「揺岩」(ユルギイワ)。
鎌田氏が「ここで休憩して待っている」とのことでピークは断念する。



13:30 3時間かかってようやく山頂。
前回山岳会で当山を登ったときは2時間10分だった。みな年を取った証拠かな?
頂上の山小屋では2〜3組の客がいたが、その内の一組の夫婦は1歳半の女の子を連れていた。かわいい。






14:15

16:10
下山。下山は2時間。
麓に近づくと雪ではなく「小雨」。傘をさして歩く。
「たかすみ温泉」(500円)に到着すると、穴田氏は休憩室で寝ていた。
我々はバスの時間に合わせ1時間の温泉入浴。


17:25 定期バスに乗車。穴田氏はタクシーで帰る。
19:30 自宅着。
タイミングよく素晴らしい樹氷の提供、中村さんありがとう。
本日の総歩行数:35,575歩。