2011.7.31
女人大峰・稲村が岳(1726m)
浪速有志:(18Km)//参加者:5名(坂室・森・豊岡・藤原・清水)

前回(保津峡W)の反省会でなんとなく稲村が岳へ行こうという話しがあり、急遽 5名が集まった。
ここは交通の便が悪いので、マイカーに乗ってもらっての山行。

大峰・山上が岳(1719m)は女人結界のため女性は入ることは許されないが、そのお隣のこの稲村が岳(1726m)はその外にあり女人はこぞってこの山に登りお祈りしたという。

山頂より大峰連峰を望む

6:10

自宅をマイカーでスタート。
豊岡氏宅〜坂室氏を拾って

7:35
8:05

近鉄御所駅で森・藤原氏を待つ。
全員揃ってシュッパーツ。

9:25

稲村が岳登山口横の母公堂に駐車をお願いして登山開始。

この母公堂、役行者が大峰の山奥で修行中(1350年前)、母公がその無事を祈って会いに来たが大峰は女人結界の為やむなくここでお祈りしたという。

母公堂

スタート前

スタートするといきなりの急坂。フーフーと息が上がる。
ところどころの難所には歩きやすいように梯子が架けられている。さすが「女人大峰」、女性に優しい。

沢を渡す橋

危険箇所にはハシゴ

歩きやすいとはいえ、なんといっても“大峰!”、ワタクシの足はドンドン遅れる。
言い訳としては右足膝が痛い。その足を庇うため左足にも筋肉痛が起きる。遅れ遅れ付いて行く。

こんな難所も

道脇にはきれいなスギゴケ

11:40



12:10

山上辻。

山頂より約20分手前の場所だ。山小屋がある。空の雲行きが怪しいのでここでヒルメシにする。
他にもいくつかのグループがありそれぞれ昼飯だ。
豊岡氏が小屋からビールを買ってくれる(1本500円)。強力さんが担いで登るそうだからこの値段、当たり前か。

この地点はとても涼しい。霧が流れてくると寒い!

食事風景

山小屋

ソーラートイレ

山頂への案内板
上の写真のトイレはソーラーシステムでとてもきれいそう。ここも女性に優しくしてある。
なんと! このトイレ!10年ほど前に設置されたが、7000万円もかかったそうだ。

12:30

稲村・大日のキレット。

クマザサが多くなるともうすぐ山頂

キレット

12:50

キレットから最後の急坂を上り詰めるとようやく山頂だ。

最後の鎖場

山頂三角点

山頂にて

15:10

下山を終えた。 登りは約3時間、下りは約2時間か。

車を預けておいた母公堂へ帰ると堂守りの奥さんがコーヒーを接待してくれる。
ゴロゴロ水を沸かしてコーヒーをと準備してきたが・・・ありがたいことだ。

この堂守り夫婦、親切で優しくて、自分で作ったせんべいをお茶菓子に出してくれたり、ゴロゴロ水のいわれを説明してくれたり、名水豆腐がどこで売ってるかとか、果ては共同温泉に行くなら旅館のお風呂がいいよとその旅館に掛け合ってくれたり随分お世話になった。
16:00

16:50
堂守りのご主人が紹介してくれた旅館「あたらしや」でゆっくりお風呂(600円)。

あたらしや
帰りは橿原神宮前駅で森・藤原氏を降ろして、

20:00
自宅着。
本日のドアtoドアの歩数:約 30,361歩。