1日目(2012.4.2 月) はれ
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3人は先ず鶴橋駅で集合する。
旅費は少しでも少なくしようと、藤原氏に青春キップの手配をお願いした。
青春キップは“5回分”のため、「3人×往復=6」では1枚足りない、そこでマロの往きのキップは“ジパング”を活用する。
8:04 鶴橋駅S〜 |
8:37 大阪駅S〜 |
10:07 姫路駅S〜 |
10:29 相生駅S〜 |
13:08 尾道駅T |
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13:15
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尾道駅をスタート。
駅の後ろに立派なお城が見える。
但しこのお城に歴史的根拠はなく、観光用に昭和39年に建てたらしい。 |
尾道城
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13:20 |
尾道港から渡し船(100円)に乗って向島に渡る。
向島からサイクリング用の自転車道は整備されていて、青い線で自動車道と区別されていて今治まで続いている。 |
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海岸沿いを歩いていると遠くに因島大橋が見える。 |
因島大橋
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15:10 |
長い階段を登り因島大橋を歩く。
この橋は1983年に開通したそうで長さ1270m、しまなみ海道唯一の二階建構造で車道の下に歩行者・自転車道がある。
想定している震度は「マグニチュード8」とのこと。
自転車は50円、歩行者は無料。 |
16:20 |
民宿「海幸荘」に着いた。
夕食までの時間つぶしにぶらぶら散歩、近くに八十八ヶ所の三番札所金泉寺があった。
この島では今後「へんろ八十八ヶ所」に力を入れるらしい。
海幸荘 |
金泉寺
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この宿の女将さんの無愛想なこと! 商売っ気全くなし。
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本日のドアtoドアの歩数:約29,994歩、約15.6Km。 |
2日目(2012.4.3 火) 雨・大風
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8:30
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宿賃=8300円を払って、海幸荘をスタート。
今日は雨。 |
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9:30 |
白滝山(標高227m)に着く。
700体を数える石像がところ狭しと並んでいる。
山頂に堂守りさんがいて、コーヒーを接待してくれた。
その方の話では「江戸時代後期に豪商柏原伝六が神道・儒教・仏教に加え当時禁制のキリスト教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、石工たちとともに刻んだ」という。
晴天なら見晴らしも良かろうに残念ながら今日の雨で何も見えない。 |
10:38 |
山から下りるとフラワーセンター。
あいにく、今日は火曜日で休館日。 |
フラワーセンター
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12:00 |
村上水軍城(入館料310円)。
ここ因島には村上水軍の末裔が多く、ある箇所ではどこの家もみんな「村上」姓。
「村上」では誰のことかわからないので屋号で呼び合っているとか。
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13:44
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碁聖本因坊秀策生誕の地。
囲碁を打つ者なら誰もが知ってる「秀策」。
午後から雨は止んだが今度はおっそろしい大風!吹っ飛ばされそうだ。
(あとで知ったことでは我が家のガレージの屋根が一枚吹っ飛んだ。)
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秀策生誕の地
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15:45 |
明日渡る予定の生口橋を見て歩き、民宿満寿美荘に着く。
大きなお風呂が気に入った。
生口橋
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民宿満寿美荘
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この民宿には工事の人が10人ほど泊まっていた。
持込の焼酎を飲んでもいいというので、ついつい飲みすぎた。
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本日のドアtoドアの歩数:約35,119歩、約21.1km。
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3日目(2012.4.4 水) はれ・大風
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7:00 |
宿賃=6430円を払って民宿満寿美荘をスタート。
すぐに生口橋(全長790m)に着く。 |
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9:40 |
平山美術館着。入館料900円。
平山郁夫は仏教がもたらした日本文化の源流を求めて、東西文化の交流の路シルクロードへと、思いは時空を越えて広がっていきました。玄奘三蔵による仏教東漸の道を辿る取材旅行は、35万キロにも及んだ。
美術館の隣は耕三寺。
耕三寺から海岸に沿って多々羅大橋に向かう。
海岸沿いを歩く |
アート「波の翼」 |
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12:35 |
多々羅大橋(全長1480m)を渡る。
多々羅大橋
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県境
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昼飯過ぎた頃から藤原氏の足裏にマメが出来たらしい。
かなりの痛さらしい。 |
15:45 |
多々羅大橋から降りて井口港を経て宮浦港へ向けて大三島を縦断する。
その宮浦港の手前に大山祇神社がある。
推古2年(594年)創建。
山の神、海の神、戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社である。源氏、平家をはじめ多くの武将が武具を奉納し、武運長久を祈ったため、国宝、重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっている。
大山祇神社 |
樹齢2600年という大楠(天然記念物) |
重要文化財宝筐印塔(鎌倉時代) |
鶴姫と |
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16:25 |
大山祇神社から尋ね尋ね「民宿湖畔」に着いた。
女将さんが三つ指ついて出迎えのご挨拶。
部屋は立派な部屋で床の間には刀剣が飾ってあった。 風呂の小さいのが難点だ。
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本日のドアtoドアの歩数:約47,352歩:約28.4Km。
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4日目(2012.4.5 水) くもり・大風
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7:00 |
宿賃=8350円を払って、民宿湖畔を豊岡氏と二人でスタート。
海岸に沿って野々江に向かう。
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道端にはミカンがごろごろ |
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野々江から山道に入り海の反対側の下坂に至る。
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10:15 |
下坂から瀬戸に入り、大三島橋(全長328m)を渡る。
アーチ型の大三島橋 |
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大三島橋から下りると伯方島だ。
伯方島といえば「伯方の塩」で有名。
製塩工場が見学できると思っていたが、その工場は大三島だった。 もう、通過してしまっていたので残念でした。
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12:15 |
伯方島と大島を結ぶ「伯方大島大橋」(全長1230m)を渡る。
全長1230m |
橋の説明板
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12:30 |
伯方大島大橋から下りると最後の島「大島」の地面を踏む。
歩いていると石屋がいたるところに見える。
海岸では魚釣りをしている人が何人かいた。
写真のオトーさん、横浜から魚を釣るために定年後この島に移ってきたといっていた。
30分程の間に黒メバルを2匹釣り上げた。 昨日は32匹釣ったと言っていた。
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13:45 |
民宿かぶらぎ着。
宿に早く着いたので夕飯も17時という早い時間にしてもらう。
食後は豊岡・藤原氏に誘われて娘「リカ」の経営するカラオケで疲れを発散する。
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本日のドアtoドアの歩数:約35,869歩、約21.5Km。
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5日目(2012.4.6 木) 晴れ・大風 |
7:00 |
宿賃=12000円 を払って、民宿かぶらぎを豊岡氏と二人でスタート。
女将静子さんと |
女将静子さんと
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お接待にミカン、お土産にワカメをくれた。
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7:35 |
石文化伝承館では時間が早いためまだ開館していない。
ここから来島海峡大橋まで10.0km、今治まで21.1kmあるという。
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9:18 |
大島から四国への架け橋「来島海峡大橋」(全長4105m)のたもと「道の駅いきいき館」に着いた。
この海峡大橋は「第一大橋」「第二大橋」「第三大橋」と三つある。
いきいき館から第一大橋を望む |
橋の上は吹っ飛ばされそうな大風
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この地の人と歩く
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四国今治に下りて国道317号線沿いに今治駅に向かう。
もうすぐゴールかと思うとグッと疲れを感じる。 足が棒だ。
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12:34 |
ゴール今治駅に着いた。
今日今治でもう一泊して明日の朝帰る計画だったが、案外早く着いたので「このまま泊まらずに帰ってしまおう」と相談・決定。
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13:24 |
昼飯を食べて観音寺駅行きの電車に乗る。
さすが、四国はおへんろの国だ。
立派なヒゲのオトーさんが乗っていた。
17歳からお遍路を始めている、今回で108回目だと言っていた。 |
20:30頃 |
大阪駅着。
3人で鶴橋駅で下りて王将で最終反省会。 |
23時頃 |
自宅着。
お疲れさんでした。 |
本日のドアtoドアの歩数:約42,308歩、約25.3Km。 |
まとめ |
月日 |
歩数 |
歩行距離 |
橋の名前 |
橋の長さ |
4月2日 |
29,994 |
15.6 km |
因島大橋 |
1270 m |
4月3日
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35,119 |
21.1 km |
生口橋 |
790 m |
4月4日 |
47,352 |
28.4 km |
多々羅大橋 |
1480 m |
4月5日 |
35,869 |
21.5 km |
大三島橋 |
328 m |
4月6日 |
42,308 |
25.3 km |
伯方大島大橋 |
1230 m |
合計 |
190,642 |
114.4 km |
来島海峡大橋 |
4105 m |
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