2002年7月14日から20日まで、５泊６日で南アルプスを縦走した。

７月１４日、「台風７号が接近している」とテレビが報じている中、 6：00過ぎ 自宅をスタート、名古屋まで新幹線で、甲府からバスで広河原山荘まで（15：00）着。 「広河原山荘」に着くなり雨が降ってきた。山荘ではステーキにワインが付くという豪華な夕食。 宿泊客は総計１４名。

山荘前の吊橋 広河原山荘

７月１５日、 6：00 雨の中広河原山荘をスタート。 12：30 「肩の小屋」山荘着。 終日雨だった。途中、高山植物がきれいだった。 雪渓にはサルも走っていた。 かわいいホタルブクロ 雪渓 雨中の肩の小屋山荘

７月１６日、 6：30 肩の小屋山荘スタート。 7：00 北岳頂上。 8：00 「北岳山荘」着。 ここには台風のため４日間も足止めを食らっているという東京の女性２人がいた。 13：15 間の岳頂上。 14：55 「農鳥小屋」着。夜中オシッコに小屋から出て雨の中、小屋の入り口が分からず困った。 台風とガスの中、北岳 ４日間も足止め中の２人と 間の岳頂上（3189Ｍ）

７月１７日、 5：30 「農鳥小屋」スタート。夜明けのときは右の写真のように晴れていたが・・・。 6：15 西農鳥岳頂上着。あめ・あられ。 7：10 農鳥岳頂上着。気温９℃。カミナリ・雹・あられ・大雨で体はずぶぬれ。死ぬ思い。 7：50 大門沢への下降点ではＳ４３年に遭難死した２５歳の人の碑が立てられていた。 11：25 「大門沢小屋」着。予定ではここで泊まるはずだったが、まだ早いのでそのまま下山する。 これが間違いだった。途中、道標がなく16：15まで迷ってしまって雨の中のビバークも考えた。 19：20 県営奈良田発電所着。ホッ。 19：50 「大野屋旅館」着。うなぎ・あゆの豪華夕食に生き返った。 農鳥からの富士山遠景 農鳥岳の夜明け 西農鳥岳（3050Ｍ) 農鳥岳（3025Ｍ） S43.1.4、２５歳で遭難死の碑 大門沢にてホッと一息

７月１８〜１９日 宿舎を「蓬莱館」に変えて、ゆっくり温泉浸り。 この温泉、孝謙天皇が療養のため奈良から来たから「奈良田温泉」という曰くつき。湯の花の浮くいかにも「温泉」という感じ。 １９日、 9：35 旅館前からバスで帰途。 11：00 身延駅。 17：30 自宅着。